2022年10月09日 - 日記 -
みんなとおなじくできないよ

この本を見つけたのは、三重大学病院小児科。
娘が取り出してくれたおかげ。
読んで涙があふれてきました。
「きょうだい児」(兄弟姉妹に障害のある兄弟姉妹)である小児科の先生が書いた絵本です。
障害児・きょうだい児の両方の気持ちが伝わります。
障害がある・ない
きょうだい児である・ない関わらず
すべての人の気持ちに通じるものがあります。
取り寄せて長男に読んであげると、うれしそうに何度も「読んで」と言われました。
自分を理解してもらえ、気付いてくれてうれしいのでしょう。
娘とは、必然的に(病院や児童園など)ふたりだけの向き合える時間があります。
検査や入院・手術でも行きたがり嬉しがります。
息子には、幼いころから、寂しい思いを。
頑張ってふたりの時間をつくるからね。(なかなか職業柄難しいのですが。)

岩戸館の施設は古くて、十分なバリアフリー対応はできておりません。
こころのバリアフリーを目指しています。
コロナが落ち着いたら、障害児・きょうだい児・その家族を中心としたサロンを定期的に開きたいと思っています。
また、障害がある・ないにかかわらず、地域の人々・歴史・文化・自然と子供達が親しむ場になっていけたら、と思っています。